社会の非効率、アンマッチをITで解消する!

IT事業成長、成功の原理原則や、ビジネスアイデアを発信します。

060 TIMEBANK(成功・成長の原理原則)

1.TIMEBANKとは?

著名人や専門家などの時間を売買できる仕組み。購入した権利を他者に売ることもでき、価値のある著名人の時間を目利きして他者に転売する需要も広がっているようです。

また、今ではレストランの空きを埋めるための割引クーポンや、賞味期限切れの商品が安価に販売されているなど、時間限定のサービスも売買対象になっているようです。

(現在は、Let というサービスに変わっています)

 

ホリエモンの時間が1秒100円で売ってる、というイメージです。

 

2.収益の源泉は?

売買マッチング時の手数料。

 

3.成功の肝は『世の中の流行の仕組をミックス』

TIMEBANKは、「クラウドファンディング」や「VALU」、「クラウドソーシング」などの資金調達/労働力調達の新たなサービスの良い点を集約したようなサービスになっています。

 ・時間を売ることで、資金調達ができる

 ・VALU(人のスキルを株式化するようなサービス)のように、購入した時間の価値が時間変動する → 応援している人の時間を持っていると、その人が有名になった際に価値が上がる → 売買需要が高まる

 ・専門家の時間を買うことで、仕事を外部委託できる

 

時間を売買することにより、購入者側からすれば労働力を得るだけではなく、例えばアイドルと話をする、サインをもらう、一緒に写真を撮るなどの多様なニーズを満たすことができる柔軟なサービスとなっています。

 

 

4.壁:売買成立後にはどうなるのか?

時間の購入後、時間を使わせてもらう調整や保証はどうなっているのでしょうか。

調べてみると、購入後は本人と時間調整をして会ったりするようです。

麒麟の田村さんの60秒を購入した方のブログがありました。この場合、調整に60秒どころか数十分かかっている気がするので売り手からすると微妙な気もしました…)

取引の正当性確認は、ブロックチェーンを使っているようで、今後広がるP2P売買ではブロックチェーンの活用は必須かと思いました。

 

 

★成功の条件:仮説★

・時間単位での売買で多様なニーズに応えられるサービスは需要が高まっている

 ※レントラも同様

 時間をベースにアンマッチを探る視点がユニーク。様々な視点からアンマッチを考えるとビジネスチャンスが見えてくる。