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IT事業成長、成功の原理原則や、ビジネスアイデアを発信します。

029 ジョブセンス(成功・成長の原理原則)

1.ジョブセンスとは?
リブセンス社が提供する求人情報サービス。社長の村上太一氏が最年少上場を達成したことで話題になりました。成功報酬型の求人サービスで、成約時には「祝い金」を支払うことでも話題となり、レッドオーシャンの市場で成果を上げていきました。

現在は「マッハバイト」と名称を変更しているようです。

https://j-sen.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&yclid=YSS.1000253058.EAIaIQobChMI3eypy8_j6gIVDXZgCh3W7gjHEAAYASAAEgJ_7_D_BwE

  

2.収益の源泉は?
成約時の広告主、求人者からの成功報酬。


3.成功の肝は『負債を資産に変えるビジネスモデル』

成功報酬型の求人というアイデアは、割と思いつきやすく、大手だけでなくベンチャーでも真似しやすいビジネスモデルです。その中でもリブセンスが優位で居続けられたのをそれぞれ分解します。

①大手企業からの模倣

大手企業は基本的に豊富な営業力を武器に求人数を増やし、それによりユーザを増やす戦略で成功をしています。

もしリブセンス(ジョブセンス)のモデルを模倣する場合は、豊富な営業の固定費がマイナスに働くため、なかなか模倣に踏み切るのが難しいといえます。

ベンチャーからの模倣

ベンチャーも容易に模倣可能で、当初100社程度の競合が発生したといわれています。リブセンスでは、早い段階から研究に研究を重ねたSEO対策、HPの内製などにより、Web上での認知度首位をキープできるノウハウがあったため、他社の追随を許しませんでした。

上記ノウハウを武器に、不動産や就活市場など、類似する事業に参加し、それぞれ成功を収めているようです。 

 

 

4.壁:模倣容易なビジネスモデル?

上記と重複により割愛。

(現在の収益をみると営業利益がマイナスで、ポートフォリオの組み直しが課題になっているようです。手を広げた結果、集中と選択が経営課題になっていると見受けられます。これも成長の過程ではないかと感じました。)

  

★成功の条件:仮説★

・競争環境が厳しい市場では、大手の資産を負債に変えるビジネスモデルを探る

・成長の肝となる技術は内製(リブセンスの場合、SEO対策やHP)