社会の非効率、アンマッチをITで解消する!

IT事業成長、成功の原理原則や、ビジネスアイデアを発信します。

017 BUYMA(成功・成長の原理原則)

1.BUYMAとは?
エニグモ社が提供する、海外のアパレル商品を売買するネット通販サービス。CtoCで海外ブランドを安く仕入れられる人から購入したい人に販売するプラットフォームです。

特徴は、在庫なしでの販売が可能であること。注文があってから売り手が購入をすることをOKとしている点です。

会員数は700万人以上、出品数は約00万点、海外ブランドに対する

 

2.収益の源泉は?
販売者及び購入者からの手数料。


3.成功の肝は『アンマッチに目を付け、支払プラットフォームを提供したこと』

海外ブランドを扱う(海外在住含めた)個人のバイヤー・バイヤー予備軍が多い中、購入希望者が信頼できるバイヤーを探し、依頼するのは相当ハードルが高いた状況でした。

BUYMAの仕組みにより、購入者は多くの商品・バイヤーを簡単に探すことができ、バイヤーとしては顧客を簡単に探すことができるようになりました。また、探すだけでなく、安心・安全な取引をプラットフォームが仲介していることから、支払や商品の破損などのトラブルに柔軟に対応できており、手数料を払ってでも利用したい顧客が今でも増え続けています。

 

4.壁:悪意のある売り手?

個人のバイヤーであり、取り扱いは基本的に高額な商品であるため、発送の遅さや偽ブランド品販売、支払トラブルなどいくつもリスクがあります。

悪質な売り手がいれば、BUYMAの信用も傷つきかねません。それに対してBUYMAエニグモ社)では、4つのあんしん補償制度を用意しており、安全な取引を実現しています。

https://www.buyma.com/contents/safety/anshin.html

バイヤーの評価をすることができるため、信用されないバイヤーは購入されないので離脱していくという自浄機能が働きます。

 

5.メルカリとの違いは?

CtoCの通販といえば、メルカリが飛躍的な成長をしていますが、違いは何かといえば、「バイヤー」がターゲットである、という点です。

ブランド物に絞り、安く買って高く売る人に焦点を当てたプラットフォームとすることで、差別化(領域の集中)を図っているものと思われます。

 

★成功の条件:仮説★

・ユーザの不安には必ず補償・対応を用意する → 損を避けるより信用を失わないことが重要

AIDMAでは特にA(アクション)するか否かに影響する)

・類似サービスに対して領域を限定することで専門性を高める