社会の非効率、アンマッチをITで解消する!

IT事業成長、成功の原理原則や、ビジネスアイデアを発信します。

001 ランサーズ(成功・成長の原理原則)

1.ランサーズとは?
日本で初めてのクラウドソーシングサービス。
今では200万件超の依頼実績を誇る巨大プラットフォームに成長し、社会の働き方を変革するサービスとして注目を集めています。コロナの影響により新しい働き方はさらなる伸びを見せると予想されています。

【参考】
事業概要:https://img.logmi.jp/article_images/WSShmLQyRJro3LErWKDkeR.jpg

 

2.収益の源泉は?
依頼者からフリーランサーへの支払の一部が収益になります。
フリーランサー側の登録料はナシ)


3.成長の肝は、『KSFを見極め、愚直にしつこく追求し続けたこと』
ランサーズは、働き手=ランサーの数こそが競争の源泉=KSF(Key Success Factor)であるとして、創業当時はインターネットで魅力的なフリーランサーを見つけては、毎日多量のラブレターを送っていたようです。
一方で、発注者候補に見切りでランサーを紹介するなどによりマッチングを一つ一つ成立させ、徐々にランサーの数と依頼件数が増加。

ランサーの登録料をフリーにしていることも、KSFを重視している姿勢として現れています。


4.事業成功の壁
①(信頼)どこの馬の骨ともわからない人に仕事を発注して大丈夫なのか?
②(お金)お金をちゃんと支払ってもらえるのか?/お金を払ったのに成果がでなかったらどうするのか?


①どこの馬の骨ともわからない人に仕事を発注して大丈夫なのか?
 マッチングアドバイザーを置き、発注者の不安解消に貢献。
 また、ランサーの評価制度を導入。(メルカリ等のCtoCで使われている仕組みに類似)

 それにより、ランサーは信頼を得られるまで低価格でサービスを提供するようになり、信頼を獲得することで徐々に単金があげられる仕組みもできているようです。

 

 ②お金をちゃんと支払ってもらえるのか?/お金を払ったのに成果がでなかったらどうするのか?

  仮決済の仕組みで、発注先・元それぞれの不安を解消しているようです。

  こういった不安にきちんと対応策を提示していることが成功の一因になっていると思いました。

 

★成功の条件:仮説★

・適切なKSFを設定し、そこにリソースを集中すること。

・プラットフォーム事業のKSFは、優良なサービス提供者の参加数。
・KSFの実行は、
泥臭く活動をし続けるしかない。